ASIAN KUNG-FU GENERATION

盟友=細美武士からのバトンを受け取ってステージに立つのはASIAN KUNG-FU GENERATION!
トリを務めていただいた2016年以来、2年ぶり3回目のSky Jamboree。前回と同じくシモリョー(the chef cooks me)をサポートキーボードに迎えた5人編成での出演!

午後3時45分。入場SE無しで、暖かい拍手に包まれながらメンバーが登場。
バンド全体のグルーヴが非常に心地良い【Re:Re:】から今年もスタート!
4つ打ちを基調とした(Dr)伊地知潔のビートにあわせて客席からは自然とコールも発生。

再録版「ソルファ」からもう1曲、キラーチューンの【リライト】へ!
待ってました!と言わんばかりに、一番うしろのオーディエンスまで総立ちで大歓声&大合唱!
すっかりお馴染みとなった、曲の途中でのコール&レスポンス。今年はマイクシールドの長さに阻まれることもなく(Vo/G)後藤正文=ゴッチが最前列の近くへ。さらに「今日あれなんだよ、山ちゃんの誕生日!みんなに特別にウチの山田の歌を聴かせます。」と、ゴッチが(B)山田貴洋にマイクを向け「♪ 芽生えてた感情切って泣いて ♪」を歌ったり、「山田、41歳」というフレーズをオーディエンスと一緒に歌うという珍しいシーンも(笑)

間髪を容れず、骨太なロックナンバー【Easter】で稲佐山をさらに刺激!

前半15分が経過したところでいったんMC。
ゴッチ「どうなの?山ちゃん、一言ぐらいあったほうがいいんじゃないの?祝ってもらって。」
山田「バカボンのパパと同い年になってしまいました。」
ゴッチ「今のすげー滑ったんじゃないの?(笑)ごめんね…俺たち喋りはつまんないから。この時間は無視してくれていいから(笑)」
と、和やかな雰囲気を作りつつ
「今アルバムを作ってて、今年リリースして来年ツアーをけっこう沢山やるみたいなんで。長崎にも来たいね〜。」との発言には場内から大きなリアクションが!

「自由に楽しんで!後ろの人も自由に、自由に!ケガのないように、好きにね。昼寝したっていいんだよ!みんなの一日が良い一日だったらいいから。自由に楽しんでっていうのは、"別に楽しまなくてもいいんだよ"っていうのも含まれてて。だって楽しむかどうかは自分のもんじゃん。だからそれでいいと思う。俺は楽しむよ、このあと何曲か。」

全てを肯定するゴッチ流MCを経て、【荒野を歩け】でライブ再開!
暑さのピークを過ぎた時間帯で時折爽やかな風も吹き、演奏するメンバーも気持ち良さそうな表情。

アルペジオのギターとメロディアスなベースが響き、その瞬間から歓声が沸き起こったのは【君の街まで】
イントロやギターソロでは再びコールが、サビでは熱唱。ライブエリアはもちろん、シートエリアの人々も楽しそうに身体を揺らしているのが印象的。

「今日はどうもありがとう!ASIAN KUNG-FU GENERATIONでした。最後まで楽しんで帰ってください!」と挨拶して、最後の1曲【君という花】へ。
スタンドからマイクをとって右に左にとステージを動き回りながら歌うゴッチ。Bメロのコーラス部分やサビなど、オーディエンスも随所で大合唱!

演奏後もギターのフィードバックノイズが心地良く残るなか、笑顔でステージから去って行く5人。その背中に惜しみない拍手が送られ、30分のライブが終了。

どの楽曲もイントロから歓声が上がり、会場内のあちこちから歌声が起こる。世代を超えて愛されるバンドの凄さ、存在感あるライブに感服!

なかなかツアー日程に入ることのない長崎だけに、今回のSky Jamboreeで「初めてアジカンのライブを観ることができた!」という人も少なくなかった模様。
また稲佐山に戻ってきていただけること、そして「ツアーで長崎にも来たい」とのMCが実現することを強く願いたいところ!

さて、MONOEYES〜ASIAN KUNG-FU GENERATIONと回ってきたバトン。次に受け取るのは…!

SET LIST
1:Re:Re:
2:リライト
3:Easter
4:荒野を歩け
5:君の街まで
6:君という花

NEWS
9月26日 Release
New Single「ボーイズ&ガールズ」
※11月3日にはアナログ盤もリリース

photograph by Yuki KATSUMURA

photo

photo

photo

photo

photo

photo

photo

photo

photo

photo