SHISHAMO

3年前FM長崎にキャンペーン訪問した際、歴代のSky Jamboreeポスターのラインナップを見てから”出たい!”と思っていたというSHISHAMO。

開演前から稲佐山に到着し、お揃いのサッカーユニフォーム風の服装で会場内を散策するなどイベントを満喫していた模様。出番を前にSky Jamboree公式 Tシャツに着替えてスタンバイ(宮崎が水色の3Dロゴデザイン、松岡が黄色の宇宙人デザイン)。バックステージで既に「あついよー。。」と苦笑いを浮かべながらも、YUYAの紹介を受けて元気にステージへと走っていく(D)吉川美冴貴と(B)松岡彩。(Gt/Vo)宮崎朝子はゆっくり歩いて登場。

「スカジャン!はじめまして、SHISHAMOと申します。今日はどうぞよろしくお願いします。」と律儀にあいさつしてギターカッティングを始める宮崎。1曲目は【量産型彼氏】!
可愛らしい感じやボーイッシュな雰囲気など、色んな声色を使い分ける宮崎。Bメロでは”あーあああー”とオーディエンスも熱唱。ステージのセンターでギターソロを弾く場面やドラムソロではひときわ大きい歓声が!

客席からの拍手が鳴り止まないうちに、すぐさま2曲目の【僕、実は】に突入。ゴリゴリのベースと攻撃的な歌い方でオーディエンスを魅了!芝生エリアで見ているファンも、一緒に歌ったりしながら実に楽しそう。

2曲を終えて楽器をアコースティックギターに持ち替えた宮崎、次の演奏に行く前にショートスピーチ。
最も暑い時間帯でのライブだけに、思わずMCで「あっつ!」と素のつぶやきが出つつ(笑)「スカジャン!今日はじめて出させていただくということで、とても楽しみにしていました。どうぞ最後までよろしくお願いします!」と改めて挨拶。これから新曲を歌うことを宣言して、【夏の恋人】を披露。

シンプルな音数ゆえにブレスまでもハッキリ聴こえるバラード。部分的に加わるストリングスによって引き立つメロディ、その歌を聴きながら目をつぶってドラムを叩く吉川。松岡も指弾きの優しい音色で歌をサポート。曲調にあわせてゆっくり左右に振るオーディエンスの手が、風にゆらめく夏草のよう。

ミディアムテンポの心地よい歌に、暑さをしばし忘れ…ることができないほどの炎天下。再びエレキギターに持ち帰るときも3人それぞれに「暑い!」を連発。直射日光を受けているオーディエンスに「頑張ってください!」と気遣いつつ、暑さに負けず後半戦も盛り上がるように「スカジャン!(Yeah!)スカジャン女!(黄色い声Yeah!)スカジャン男!(野太い声Yeah!)スカジャン全員!(盛大にYeah!)」とコール&レスポンスで一致団結!

ジャキジャキのギターが鳴り響き【僕に彼女ができたんだ】がスタート!FM長崎をはじめ各地のFMでパワープレイを獲得した有名な楽曲なので、サビのハンドクラップのタイミングもみんな完璧!

次の曲に繋ぐよう吉川がリズムを刻むなか、この曲はサビでタオルを回すよう予告してライブ限定楽曲【タオル】へ。ユニークな歌詞を笑顔で楽しむオーディエンス。そして、とってもキュートな「せーの!」の合図で一斉にタオルをぐるぐる!
一番後ろのエリアまで、色とりどりのタオルが回る様は圧巻!

ハイハット4カウントから単音リフが始まった途端、大きな歓声があがったのは【君と夏フェス】!FM長崎へのリクエストも多かったこの曲、一緒に歌いながら楽しんでいる人がいっぱい!CD通り、最後はカットアウトで潔く演奏を終えて「ありがとうございました、SHISHAMOでした。」と宮崎。リズム隊の2人も「ありがとうございました!」と笑顔で挨拶してライブ終了!

男気系のバンドが多い(←宮崎の談)なか、爽快な風を吹かせたSHISHAMO。

女性ファンの支持が多いというイメージでしたが、一緒に歌う男性ファンの多さと声量の大きさにビックリ!天性のソングライター兼シンガー:宮崎朝子。彼女の歌詞とメロディがいかに浸透しているかがよく分かった、歌力あるれる30分でした!

photograph by Yuki KATSUMURA

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