今年で第12回目となったSKY JAMBOREE'2010 〜愛〜。
8月22日(日)長崎市稲佐山公園野外ステージで開催された当日の感動と興奮を
えびさわなちが振り返るスペシャルレポート!
GATE OPEN

 2010年。12回目を迎えた長崎スカイジャンボリー。第1回目では「ONE PRAY in NAGASAKI(“長崎での祈り”)というテーマを掲げ、以降もその年のイベントを象徴するようなテーマを背に、気骨溢れるロックの魂を持つアーティストの競演を届け続けてきたこのイベントの、今年のテーマは「愛」。友愛、家族愛、民族愛、恋愛など愛を語れば語る人の数だけ答えや感覚、想いがある大きな意味を持つ言葉だ。そんな愛について考え、愛を想いながら音楽を楽しんでみるなんて、フェスの楽しみ方としても面白い。頭の片隅のどこかにいつでも愛を感じながらのフェス。それが今年の長崎スカイジャンボリー。そんなテーマもあってか、今年の出演バンドも沢山の愛を持つアーティストが揃った。日本全国夏の野外フェスは数あれど、毎年独自の観点とハートでメンバーを揃えるスカジャンならではの、ほかのイベントでは絶対に見ることのできないライブがここにある。だからこそ今年のスカジャンは満員御礼。長崎県外からも多くのオーディエンスを集め、即日完売で期待感の高さを感じさせた今年のスカジャンの模様をここにレポートする。
 なんといっても今年は、9月でその歴史に幕を閉じるBEAT CRUSADERSの出演や、the HIATUSの細美武士が矢野顕子と組んでのライブを見せること、各地開催しているフェスの中でもたった2つしか出演しないRADWIPMPSの出演など全11アーティストそれぞれに注目すべきポイントも多いだけに、開場するなり大挙して押し寄せたファンの数も凄まじいものとなっていた。
 記録的猛暑だ、と全国的に騒がれる中での開催とあって、長崎も酷暑と呼びたくなるほどの暑さだったこの日。朝から例年以上の気温上昇だったけれど、イベントを楽しむための準備を万端に整えたスカジャンファンはしっかり水分補給もし、太陽光対策もバッチリだったように見えた。これこそイベントを楽しむお客さんと、そんなお客さんのために一生懸命イベントを作ってきたスタッフとの“愛”。そんなスカジャンへの愛も漲ったイベントの1日を追う!

えびさわなちプロフィール
ライター。音楽雑誌やウェブサイト、携帯サイトでの音楽記事の執筆を中心にお笑いやスポーツ、映画などエンターテイメントに特化した執筆、編集を生業とする。3度目の参加となったスカジャンも最高でした。素敵なバンドといっぱい出会えた!やっぱりスカジャンって素晴らしい!あと。ぶたまん、美味しかったデス☆

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