スカジャン スペシャルレポート
   
   
     
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キャプテンストライダム

続いて2番手に登場したのは今回が初長崎ライブとなる3ピースバンド=キャプテンストライダム!

「楽屋に準備されていた弁当が、高校生のころによく食べていたのと同じトコロのだったんで、めちゃ嬉しかったです!ライブもがんばります!」と間の抜けた(←失礼!)言葉を発したのは(vo/g)永友さん。
この発言からわかる“つかみどころのなさ”と“妙な親近感”、これはキャプスト・サウンドにも表れているような(笑)

60年代ロックや70年代フォーク、グループサウンズなど様々なテイストを取り入れた(いい意味で)つかみどころのないサウンドでありながら、一度耳にすると頭でずっとリフレインしてしまう超POPなメロディ。
そんなとびきりハジけた楽曲が稲佐山でどう聞こえるのか?楽しみにしていたオーディエンスが前方のライブエリアに押し寄せてくる!

「ヤルキレス」からライブスタート。ステージはサポートギタリストも加わった4人編成ということで、音源以上にRock!バンドサウンドでガツガツと攻めてくる!ファンも負けじと歓声をあげる、踊る!
曲間のMCは宮崎出身の永友さんらしい“九州でポピュラーなアイスの話題”などをのほほ〜んとトーク(笑)

「長崎は色んな文化が混ざり合った多国籍なイメージがあるから、その印象に合うと思ったからどうしてもやりたかったんです」と後に語ってくれたのは4曲目の「メトロのメロス」。確かにバッチリはまった!
さらに「マウンテン・ア・ゴーゴー・ツー」へと流れていく。稲佐山に「山のようにみえる〜♪」と響き渡る!

楽曲で会場のココロが1つになったところで、バンドはオーディエンスとのコール&レスポンスに突入!(彼らのライブでは恒例)会場の稲佐山公園野外ステージは「さだまさし」さんが20年連続でコンサートを開いていることでも有名。その偉業へのリスペクトか(?)“S・A・D・A”コール!

不思議な団結力が生まれたキャプストのステージ。最後は「キミトベ」を大合唱でフィニッシュ!
POPとは多くの人々から共感されることを意味する。
今回彼らのパフォーマンスを初めて見たという人も多かったと思うが、その人々がみな笑顔で歌っていたことからも証明された。
キャプテンストライダムは最高にPOPだ!

  キャプテンストライダム
 
キャプテンストライダム
 
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マキシマム ザ ホルモン

Sky Jamboreeは出演順を一切発表しないので、機材セッティングで推測するしかない…と前述したが、3番手のバンドは推測する必要がなかった!
キャプテンストライダム終了後のセットチェンジの際に、リハーサル兼サウンドチェックでメンバーがステージに登場したから。
初めて見たよ、リハで拍手喝采・大歓声が起きたのを(笑)

ということで「マキシマムザホルモン」の登場!!予想よりも早い登場に意表を突かれた人も多いのでは?
ステージに近いライブエリアの人口密度でいうと、序盤戦最大の注目を集めたのは彼ら!

当然ながら1曲目からフルスロットルのテンションで攻めてくるサウンド。それに呼応する形で、オーディエンスもこの日まで溜め込んでおいたフラストレーションを一気に爆発させて大暴れ!
音源にはパッケージすることができない“熱”“ダイナミズム”がステージからビシバシ放出される!オレもそれを全身で必死に受け止める!
繰り出される音の塊は“騒々しい”というものではない。抜群のプレイスキル・ライブ経験に裏打ちされた“破壊力”と表現するのが適切か。いや、こうして言葉で表現すること自体が不可能と言うべきか。

MCではおなじみの「三度のメシよりメシがすき!」「麺カタこってり!」などを含む爆笑トークのオンパレード!なかにはSky Jamboree出演のためにナヲちゃんが枕営業したなど事実無根の発言も(笑)

その後もメーターが振り切れるほどのすさまじいステージングで全オーディエンスを圧倒!恋のメガラバまで一気に駆け抜けた30分間であった。
土埃まみれのスニーカー、汗まみれのTシャツ、はしゃぎすぎてヘロヘロの体。それも全てマキシマムザホルモンがライブ後オーディエンスに遺した財産といえるだろう。

  マキシマム ザ ホルモン
 
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